イギリス子育て

【イギリス子育て】学校通学と子供の守り方

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イギリスで子育てを始めて8年目に突入。

「イギリスの学校はこんな小さい年齢から始まるの?」とビックリしたものですが、今ではもう3年生(日本の2年生)です。

小学校にナーサリーという2~3歳クラスがあり、なんと2歳からの小学校通学!

ナーサリークラスは午前だけでしたが、次のレセプションクラス(小学校準備クラス)は3~4歳にしてもう小学生と同じ時間を学校で過ごすことになります。

イギリスでは地域によって制度が違いますが、ここは3ティアという「ファーストスクール」「ミドルスクール」「ハイスクール」の3つの学校に上がっていくことになります。

ミドルスクールは9~10歳の子(イヤー5から)が4年間行く学校ですが、ここのミドルスクールからやっと子供が一人で通学することができる学年になります。

そこで、ファーストスクールまでの子供の通学事情をご紹介します。

ファーストスクールまでは子供をしっかり守る

地域によって少しの差があるかもしれませんが、ほとんどの学校はファーストスクール、またはイヤー4までは保護者と一緒に通学しなければなりません。

この学年までは保護者と学校で子供を守ることが原則です。

朝の通学、帰りの下校、しっかりと保護者と学校が連携して子供を引き渡すわけなのですが、幼稚園から親無しで通園していた私にとっては最初は少し驚きました。

  • 学校は9時始まりだが、校門が空いている時間は8時50分から55分の5分間だけ。
  • 校門まで担任の先生が来て、一人ひとり顔を確認して中に入れて待たせる。
  • 門が閉まる時間になったら、子供たちをまとめて教室につれていく。
  • 親は校門まで。中には入らない。
  • 門が閉まったら、それ以降は違う入り口まで回ってそこでインターホンを鳴らし、受付から門を開けてもらい、受付を通って遅刻欄にサインをし、受付の人が教室まで連れて行く。

ざっとこんな流れです。

5分間の間に入らないといけないため、門が開く前には必ず門の外で待機できる時間到着するよう家を出ます。

家が近くて歩いてくる子もいますが、半分以上は親の車で通学です。

学校に送迎用の駐車場がある学校もありますが、うちの学校は徒歩5分の場所にある公共の無料駐車場を利用するようになっています。

この「門が開くのは5分間だけ」というのがまずビックリでした。

最初の1年ほどは教室まで親が連れて行ってたりしましたが、セキュリティ上、校舎には生徒しか入らないように変更されました。

下校の時間も同じ感じですが、校庭まで親も入ることができます。

  • 就業時間である15時半までに学校に向かう。
  • 5分前くらいに校門の鍵を開けてくれて、校庭で待機。
  • クラスごとに先生が校舎の出口まで生徒を連れてきて、一人ひとりお迎えの保護者を確認してから子供を引き渡す。
  • お迎えがまだ来てない子はまた教室に戻される。
  • 保護者は誰が迎えに行くかを事前に先生に伝えてあるので、変更がある日は連絡帳に書くか学校に電話で知らせる。
  • 両親や祖父母以外のお迎えは、親からの直接の連絡がない限り引き渡さない。

こんな感じです。

先生は大変だなぁと思うのですが、さすが先生、学校が始まって数日でほとんどの親の顔を覚えているようでした。

両親が働いている場合、チャイルドマインダーが親の帰宅まで面倒を見る人が学校にお迎えにくることもあります。

チャイルドマインダーは、事前に親から連絡を受けている場合は大丈夫ですが、「今日は私がお迎え頼まれました」と本人が言ってきても子供は帰ることができません。

先生はその場で親に電話したりして確認できればOKですが。

学校の後、プレイデートの約束をして、クラスメイトの子を一緒にピックアップして家で遊ばせることもあります。

この場合は、お友達の親に「先生に連絡しておいて」とお願いしてます。

これがないと一緒に連れて帰ることもできません。

 

共働きの親は

朝の送り、帰りのお迎え、毎日の両方ができるのは、親のどちらかが仕事をしていないか、または送迎時間帯以外の仕事をしているか、もしくは家で仕事しているかです。

しかし、共働きの会社員では難しいですよね。

どうしているんだろうと思ってたら、ほとんどの人は「アフタースクールクラブ」に子供を入れさせていました。

日本でいう「学童保育」です。

しかし、このアフタースクールクラブへ行く子も、アフタースクールクラブのお迎えの人に来てもらわないと学校から出られません。

学校が終わったら自分で行く学童とは少し違いますね。

アフタースクールクラブは学校内で運営されている場合もあり、そのような学校は授業が終わったらアフタースクールクラブの子だけホールに移動して待機します。

その間、人数を確認して、勝手に外に出たりしないように必ず大人が一人一緒にいます。

学校とは違う場所へ移動する場合は、担当の人が先生から子供を引き取って、人数が揃ったら一緒に歩いて移動していっています。

法律で一人の大人が見れる人数は30人までと決まっているため、それに合わせて担当者の人数も決まるようです。

 

放課後、学校で遊ぶことができない

私の子供のころは、学校が終わったら放課後校庭で暗くなるまで遊んだという記憶があるのですが、ここではできません。

全校生徒が親に引き渡されるまでの間だけ校庭内で遊ぶことは可能ですが、全員引き渡しが終わればすぐに門を閉めるため追い出されてしまいます。

もし気づかずに閉められてしまったら、受付を通って出るしかなくなります。

そしてちょっと注意されます・・・。

学校の後は、親も一緒にいるため、皆さん忙しいからかだいたいはそそくさと帰るのですが、近くの公園でひと遊びして帰る子もいます。

うちもナーサリーや低学年のころはそんな風にして帰りにクラスの子と公園で遊んだりもしてましたが、今では習い事もあったり宿題もあったりで、家に直行の日が多いです。

唯一、習い事がない金曜日に子供だけで友達の家に行ったり、友達がきたりとプレイデートを楽しんだりしています。

イギリスのスイミングやピアノなどの習い事系の教室は、そんな訳でか(?)金曜はやっていないところがほとんどなのです。

 

子供が一人で通学?想像するだけで怖い!

すっかりこんな生活に慣れているので、今では低学年の子供が大人無しで通学するなんて想像するだけでも怖いです。

日本で体験入学する子もいますが、どの親も口をそろえて「送り迎えした」と言ってます。

日本のように学区内であれば通学も子供の足でも問題なく歩いて行ける環境であっても、今まで一度もそのようなことをしていないので、子供にとっても大冒険です。

近所の子と一緒に行ってもらったり、高学年がいる集団登校に入れてもらえるならまだ大丈夫そうですが、一人で通学とか想像するだけで無理・・・と私は思ってしまいました。

幼稚園児でも大人無しで歩いて幼稚園行ってる子も見かけるし(私もそうでしたが)、小学生でも電車に一人で乗っている子を見かけるし、「子供がしっかりしててスゴイ」とか「日本は平和だ」とかそんな感情は全くなく、「これで本当にいいの?」って思ってしまうのです。

日本の痛ましい事件のニュースを見ると特に・・・・。

 

イヤー5からの通学は

保護者が必ず送迎するイヤー4まで(8~9歳)を過ぎ、イヤー5(9~10歳)になったとき、自分の子供は大丈夫なのだろうかとも考えます。

とはいえ、うちは田舎暮らしのため徒歩では通えないような距離だし、バスも通ってないため当分送迎することになりそうです。

学校から徒歩20分範囲くらいの子なら、親なしで歩いている子は多く見ます。

たった1年半の差ですが、とっても大きく、大人に見えます笑

 

中途半端な田舎ではなく、もっとすごい田舎の方では、学区内にいくつかの離れた小さなビレッジが入っていたりして、小学生からスクールバスが出ているところもあります。

返って、もっと田舎に住んだ方が便利なのかなとも思ったり^^;

 

さいごに

日本とイギリスでは環境や治安も違いますので比べることではありませんが、子供が犠牲になるような事件を耳にするたびに「どうやったら子供を守れるのだろう」と真剣に考えちゃいます。

子供が学校に通う限り親にできることは限られているし、学校だって一歩学校を出たらなかなか全て守ることは難しいですね。

やっぱり国がどうにかして対策をしていただく必要があるように思います。

うちでは、変な人が近づいてきたり腕をつかんできたらとにかく大きな声を出して振り向かずにまっすぐ走って逃げなさいと教えています。

親子でパスワードも決めています。

小さい頃から空手教室にも通わせています。(本人がやりたいといったので。旦那的には本当は空手ではなく合気道をさせたかったらしいのですが。)

もう少し大きくなって親の目が届かなくなるのももうすぐなので、それまでに少しでも自分で自分を守る手段も身につけて欲しいなと思っています。

 

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