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イギリスの運転マナーが良すぎて日本で運転できなくなった話

MikeBird / Pixabay

日本で何十年と運転歴のある私ですが、こちらイギリスの運転マナーにはいつも感心させられます。

日本では関東(神奈川、東京、千葉あたり)が中心ですが、生まれも育ちも神奈川県民の私でも、やっぱり都心に近づくにつれちょっと怖かったりしてました。特に高速道路とか、車線変更とか、合流とか・・・。

普段の家の周りの運転だけなら、都会でもないのでさほど大変でもないのですが、人の集まるところでは歩行者も自転車も、バイクもバスもいて、なかなか思うようにはスイスイ運転することは難しいですよね。

ここイギリスに移住してきて約11年、都会から離れてのんびりした生活になってからは約5年なのですが、車中心の田舎生活になって改めてここは運転マナーが良い国だなぁと実感しています。

そこでイギリスでの運転マナーが良いなと思うときをいくつかご紹介します。

イギリスは運転マナーが良いなと思うとき

Motorway(高速道路)での合流がスムーズ

高速道路での合流は、混んでいるときは一台置き、混んでない時にはタイミングを見計らう必要がないくらいにスーッと入れさせてくれます。

左から合流する場合、左車線にいる車はすっと右車線に動いてくれることが多いです。動かない場合は、速度を緩めて合流するスペースを開けて調整してくれます。

隙間を詰められたり、クラクションを鳴らされたり、一台置きに入れてくれなかったりという経験は一度もありません。

なんでしょう、こうゆう風潮が根付いているから当たり前にやってくれているのでしょうか。

車線変更がスムーズ

イギリスの道路の困った点は、車線ごとの「左折のみ」「直線のみ」「右折のみ」を表す「矢印マーク」がギリギリまでないので、急に車線変更しなければいけない状況になることが多いのです。

大きめの道では看板で前もって教えてくれることもありますが、道路上に書かれている矢印はほとんど一回だけです。前もって何回も書かれているのは見たことがありません。(私の地域だけかもしれませんが・・・)

だいたいの方向がわかっていたらカンで車線を選んだりするのですが、矢印が見えた瞬間に方向指示器を出して車線変更をすることもたびたびあります。

ですがこれもクラクションを鳴らされたり、入れてもらえなかったりなど、困った経験は一度もありません。

すれ違えない細い道でも譲り合う

田舎道で多いのですが、イギリスでは細い一本道で車が2台すれ違えない幅の道が結構あるのです。

こうゆう道には必ず「Passing Place(パッシングプレイス)」と言って、すれ違うためのスペースポイントが作られており、どちらか一方の側に車が停車してすれ違いを待つ場所が設置してあります。

だいたいは「パッシングプレイスがこの先にありますよ」とか「ここがパッシングプレイスですよ」という看板が立っているのですが、向かいから車が来るなと確認できる位置にあり、車が見えたらすぐにそこで待っていることができるようになっています。

もしグイグイ進んでこられちゃうと、どちらかがずーっとバックしなければならないか、またはどちらも譲らなければ立ち往生です。

ですが、これもまた長い距離をバックさせられたり(タイミングが悪くちょっとバックくらいならありますが)、グイグイ進んでこられたりした経験はあまりありません。

譲り合い+ありがとうのサインがある

合流や車線変更、そしてすれ違うために譲り合ったときには、お互いに手をあげて「ありがとう」のサインをします。

車線変更では後ろの人に向かって手を振るように合図する人もいますが、日本と同じようにハザードランプで合図する人もいます。

合図なしに行っちゃったってことはほとんどなかったです。

また、住宅街には、スピードを落とさせるためにわざわざ車線を狭くして車1台しか通れないようにする場所がたくさんあります。

私の家の目の前にもあるのですが、どちらか一方側が優先となっているため、優先車線じゃない方側の車は前からくる車が通り過ぎるまで停止線で待っていないといけません。

そして車が通り過ぎるときには、必ずと言っていいほどお互いが手を挙げて「Thank you」「You’re welcome」の合図をして通り過ぎるのです。

自転車にも優しい

skeeze / Pixabay

イギリスでは、買い物や移動手段としての自転車の利用はあまりないのですが、特に週末などスポーツや娯楽としての「サイクリング」を楽しむ自転車に乗る人がたくさんいます。

自転車は歩道を走ることができませんので車と同じく車道を走るのですが、自転車スレスレの横をスピード落とさず走り追い抜くような車はいません。

対向車がいなくなるまでは自転車の後ろを同じスピードで走り、対向車がいなくなってからこれでもかというほどスペースを開けて、ゆっくりと追い抜きます。

自転車もきちんと左折右折などは手で合図しますし、譲り合いの交通ルールを守ります。そして適切な格好(目立つ色の服、ライト、ヘルメットなど)で乗っています。

信号が少ない・渋滞が少ないのでイライラしてる人が少ない

これは住んでる場所にもよりますね。

都市の中心ではなく郊外限定になるかと思いますが、渋滞というものはほとんどありません。

もちろん朝のラッシュや、学校の送り迎えの時間は少し車が増えますし、いつもより時間がかかることもあります。

ただ、日本ほどの渋滞がないのは明らかです。

道が交差するポイントでは、信号ではなくラウンドアバウトになっていることが多いため、無駄に停止させられることが少ないのも大きな理由かなと思います。

そのためか、常にイライラして運転しているような人をあまり見かけません。

もちろん煽られたりした経験は一度もありませんし、バイクが幅寄せされているところも見たことがありません。

ラウンドアバウトは信号と違って「車が停止している」ときも、「停止している」という意識ではなく、「一時停止をしていて、いつでもタイミングを見計らって出る」という状態なので、いくら車が多くて詰まっているときも、イライラを感じにくいのかもしれません。

そして私は日本で運転できなくなりました

このようなとても良い環境と良い運転マナーでの生活が長くなり、一時帰国中の運転が年々怖くなってきて、11年目にしてとうとう「もう運転したくない!」という状態になってしまいました・・・^^;

いろいろな理由があるのでしょうが、一番大きな要因は「常に渋滞している状態」だからだろうと思います。そのせいで苛立つ人が多くなっちゃうのだと思います。

ただ、ここイギリスではほとんど聞くことのないクラクションをよく耳にするのです。

きっと、走り出しのタイミングが遅いとかそんな理由なのだと思うのですが、クラクションを鳴らされた時のパニック感はなかなか時間がたたないと消えていかないので、ずーっとドキドキした状態が続いてしまうのです。

イギリスでは赤信号から青信号になる前に、黄色信号が入ります

青から黄色、それから赤になるのと同じで、その反対でも赤から黄色になって、それから青になるのです。

ワンクッションあるので走り出しのタイミングが取りやすいのですが、赤からいきなり青になり、青になった瞬間走り出さなかったときにはクラクションを鳴らされてしまうことがあるのです。

黄色が入ることに慣れてしまって、一歩で遅れているのでしょうね・・・。

それと、自転車や歩行者が多いとか、車の横スレスレに自転車や原付バイクがスーッと進んで行くとか、それだけで本当にドキドキしちゃって運転に集中できません><

イギリスでは信号も少ないので、交通量の多い交差点での右折とか、多分もうタイミング取れなくなっています、私。

高速や環状道路での車線変更も、ぐいっとはいるタイミング、もう忘れてしまいました。想像するだけで恐ろしい。。。

ということで、私、日本で運転するのは控えることにしました!!(笑)

最後に

運転マナーは見習うべきところがたくさんあると思いますが、やっぱり根本的な環境が違うので仕方ない部分が多いですよね。

日本人はイギリス人より分刻みに忙しい毎日を送っていますし、道路のつくりも違いますし。

車をこれから使わないとなるとやはりいろいろ不便もでてきますが、日本の公共交通機関は素晴らしいので、子供も大きくなってきたことだし、これからはバス、電車を利用していろいろ出掛けようかと思います。

イギリスでは滅多に乗らないバスと電車、きっと子供も喜ぶでしょう!

 

 

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