ロンドンから特急電車で約2時間、イングランド北東部にあるヨーク(York)。
ロンドンからの日帰り観光として超おすすめのヨークですが、今回は日帰り観光ポイントをザクっとご紹介します。
ヨークは、イギリス最大のゴシック聖堂「ヨークミンスター(York Minster)」のある街としても有名ですね。
行列のベティーズの大人気アフタヌーンティーは、イギリス国内からの観光客もたくさん。
ハリーポッターに出てくるダイアゴン横丁のモデルとなった可愛い小さな店が立ち並ぶストリートもあります。
鉄道駅からも歩いてすぐ、坂もなく散歩するにも程よい大きさのここヨークは、歴史的建造物や中世の街並みがそのまま残るとても魅力的な場所でもあり、私のお気に入りの町の一つです。
ヨークおすすめ観光スポット
ロンドンから日帰り観光ができるヨーク。
せっかくヨークまで足を運だのなら、時間が許す限りヨークを満喫しないわけにはいきませんね。
ではヨークの人気おすすめスポットを厳選してご紹介します!
ヨークでアフタヌーンティーならBettys(ベティーズ)で決まり
こちらベティーズのアフタヌーンティーは、おそらく女性には外せないヨーク観光の一つではなかろうかと・・・笑
地球の歩き方でも掲載されているベティーズは、アフタヌーンティーで有名なレストラン兼ティールームです。
但し、行列ができることでも有名な場所なので、絶対に行きたい人は列が長くなる午前中に行くことをおすすめしますよ!
アフタヌーンティーですから、ピークが早めの午後。13時~14時くらいが恐らくピークです。
私がヨーク駅に到着したのは午前11時。
アフタヌーンティーはボリュームがあるので、早めのランチとしていただくことを目論んでおり駅から直行いたしました。
既に5組ほど並んでいましたが、ギリギリ店内に入れるくらいの短い列。
すぐ横にある可愛いショップを眺めることもできるので、待っている間も飽きませんでした。
テーブルは、グランドフロアー(1階)、または地下フロアかを選ぶことができます。
ガラス越しからの日差しいっぱいの明るいグランドフロアーの方が人気のようですが、地下もゴージャスなザ・アフタヌーンティーのクラシカルな雰囲気がいっぱいでとても良いですよ。
早めの到着が功を奏して、待ち時間は約10分で今回は地下のテーブルに案内してもらいました。(地下を希望しました)
そしてこちらがトラディショナル アフタヌーンティーセット。
店員さんがとても親切で、注文時にもアレルギーはないかとか、嫌いな食材があれば変更できますと聞いてきてくれました。
チーズが苦手とか、キュウリが苦手とかあれば、ここで申し出れば抜いてくれたり他の材料に変更したりと対応してくれます。
友達と3人で行ったのですが、紅茶がサーブされたあと、1人に1つずつの3段プレートが来ました。
思わず「わぁ~!」と歓声。何度見てもゴージャスですね、アフタヌーンティーセットって。
一斉にスマホを出すと、ウェイトレスさんが「全員一緒に入る写真を撮りましょうか?」と聞いてくれました。
さすが有名店ですね。サービスが行き届いている!!
しばし豪華なアフタヌーンティーの写真撮影をした後は、さっそくサンドイッチへ。
この日は粒マスタードがたっぷりと入ったハム、ディルが効いたスモークサーモン、そして優しい味の卵の3種類でした。
私は特にサーモンが美味しかったです。生のサーモンもスモークサーモンも、日本よりイギリスの方が美味しいという評判の味ですのでぜひ試してみて欲しい一品です。
スコーンはレーズンの入ったしっとりめのお味でした。
クロテッドクリームとジャムはシェアじゃないので、多少汚くなっちゃっても大丈夫!
たっぷり乗せていただきましたよ!
さて、最後のケーキですが・・・濃厚な生チョコケーキのムースのようなケーキ、ココナッツたっぷりのケーキ、もう一つはレモンタルトのようなお味でした。
今回も全部食べれないと思ったので、お持ち帰りが難しそうなチョコレートのだけいただき、後の2つはお持ち帰り。
お会計時に残っているものがあれば、申し出なくてもお持ち帰りするか聞いてくれるという親切なサービスでした。
幸せなゆったりとした時間を過ごし、店を出たのは12時過ぎ。
ベティーズでは時間制限はありませんでしたが、アフタヌーンティーでは2時間以内というのが一般的な目安です。
あまりに長いし過ぎないように気を付けたいですね。
ベティーズでは、ビル(お会計)にはチップが含まれていません。
チップは10%~15%くらいを目安に、気持ち良いサービスのお礼の気持ちとして支払いに上乗せします。
今回はお会計をカードで請求額のみ、チップはお会計するときレシートを乗せるトレイにコインで置いておきました。
カードでチップ込みで支払ってもいいですし、チップ込みのキリの良い金額をトレイに乗せて「お釣りは要らないよ」と伝えても大丈夫です。
チップの支払い方がわからなければ、店員さんに声をかければ親切に教えてくれますので心配しなくて大丈夫ですよ!
さて、綺麗なトイレも使わせていただき店の外に出ると、なんと店からはみ出した行列がストリートへとずらっと伸びていました。(平日12時過ぎです)
恐らく待ち時間は1時間以上かと思われます。
時間にゆとりがある方以外は、なるべく11時までに店に到着するのがおススメです!
しかしですね、実はヨークにはもう1軒ベティーズがあります。
こちらは小さなティールームなのですが、地球の歩き方には掲載されていないこともあり穴場といえる場所。
もし本店の行列が凄まじいようならば、ティールームの方もチェックしてみてくださいね。
私が行った午後1時半ごろでも、アジアからの観光客らしきグループがお店に入ろうとしているところでしたが、外まで行列にはなっておりませんでした。
本店と同じアフタヌーンティーがいただけます。
しかし、ベティーズでお土産を買うならばやはり品数の多い本店がおすすめ。
ビスケット&スイーツやコーヒー・紅茶、エコバッグなどもあります。
見ているだけで楽しいショップなので、お土産探しだけでもぜひ寄ってみてください。
もちろんショップだけならば並ばずに入店できます。
わりと人気なのはBettysのロゴいりエコバッグ。
こちらではショッピングバッグをいうことも多いですが写真正面の布製のバッグは私も持っていますが、丈夫なしっかりと記事でたっぷり入るので旅行には欠かせません。
習い事バッグにするにも便利に使えますよ!
Bettys(ベティーズ)店舗の詳細
ヨーク(本店)
住所:6-8 St. Helen’s Square, York, YO1 8QP【MAP】
電話:+44 (0)1904 659142
営業時間:日曜から金曜 09:00 – 21:00、土曜 08:30 – 21:00
ティールーム(Stonegate)
住所:46 Stonegate, York, YO1 8AS【MAP】
電話:+44 (0)1904 622865
営業時間:日曜から金曜 10:00 – 17:00、土曜 09:00 – 17:30
イギリスで有名な観光ポイント:ヨーク ミンスター(York Minster)
イギリス最大のゴシック建築でもあるこのヨーク・ミンスター。
イギリス北部ヨークの町の最大のシンボルでもあります。
近くで見るとその存在感に圧巻されますよ!
入場料込みの見学ツアーに参加すると塔にあがることもでき、ヨークの町を一望できます。
⇒ 公式サイト
住所:Deangate, York YO1 7HH【MAP】
電話:01904 557200
オープン時間:月~土 9:00~16:30、日 12:30~15:00
休館日:12月25日
入場料:£11.5 学生£9
*ツアーの開催時間は決まっていないので興味のある方は事前にご確認ください。
散歩しながらヨーク観光:城壁(City Wall)
ヨークの町をぐるっと囲むように、ところどころに残されている中世の城壁シティーウォール。
一部は城壁を歩くことができ、ミニミュージアムも見学できます。
壁の上は、細い小道のような散歩道となってます。
壁沿いにある邸宅のお庭を見みながらの散歩も楽しいですよ。
出入口は細い階段になっています。
道が細く、すれ違うにはお互いに避けながらという感じ。
行きかう人と挨拶を交わしながら、中世の雰囲気も味わえる散歩コースですね。
【城壁マップ】こちらのマップにて歩くことができる城壁の場所が確認できます。
ハリーポッターの世界へ:シャンブルズ(Shambles)
ここはハリーポッターに出てくるダイアゴン横丁のモデルとなったストリート、シャンブルズ。
中世の時代に作られた、世界でも最も古く良い状態を維持しているストリートとされています。
軒を連ねる両サイドの建物は、上階にあがるごとに通りにせり出たように突き出ているのが特徴。
今にも倒れてきそうな形をしていますが、歴史の重みを深く感じることができる素敵なストリートです。
数年前に来たときよりも、ハリーポッターファンが喜ぶお店が増えていました。
映画の中でハリーポッターが魔法の杖を買いに行った商店街「ダイアゴン横丁」そのままのように、魔法の杖やマントも売っています。
ハリーポッターファンにはたまらないお土産になりそうですね。
⇒ 公式サイト
住所:York YO1 7LZ【MAP】
ヨークはキットカット発祥地:チョコレートストーリー(Chocolate Story)
ヨークはあの有名なチョコレート菓子「キットカット(KitKat)」の発祥地といわれているのをご存知でしょうか。
現在キットカットはスイスのネスレ社の製品となっておりますが、その原型として作られたチョコレート菓子はこのヨークで生まれたと言われています。
このチョコレートストーリーでは、約3000年も前に始まったカカオ栽培からキットカットのようなチョコレートバーが製造されるまでの歴史を紹介してくれるミニミュージアム。
約2時間のツアーに参加するとチョコレート製造の実演を見たり、チョコレート菓子作り体験もできます。
大変人気のツアーなので、事前に公式サイトから予約するか、到着後すぐにお店に立ち寄ってその日の予約を入れておくことをおすすめします。
私は当日予約しようと思ったのですが、帰りの電車に間に合う時間帯の予約がいっぱいになってしまったのでツアーには参加できませんでした><
しかしご安心ください!ツアーに参加しなくても、ショップやカフェには入れます!
ショップには様々なチョコレート菓子やチョコレートドリンク(ココア)などが売っています。
可愛いパッケージのものがいっぱいでお土産にも最適。
アイスクリームの形や、本物にしか見えないスコップなどもありました。
鉄の雰囲気、木の持ちての雰囲気が本物そっくり!
他にもハロッズや王室御用達シャルボネル・エ・ウォーカー(Charbonnel et Walker)ものチョコここで買うことができちゃいますよ!
出川哲朗さんのお陰でイギリス土産としての地位を確立したラバーダックならぬチョコダックも見つけました!
ツアーに参加しなくてもお土産探しにぜひ立ち寄ってくださいね。
⇒ 公式サイト
住所:3-4 Kings Square, York YO1 7LD【MAP】
電話:01904 527765
ツアー料金:£12.95 学生£11.95 *英語のみ。所要時間約2時間、約30分おき発
ヨークの歴史が詰まった:ヨーク キャッスル博物館(York Castle Museum)
Photo by Afshin Taylor Darian
ここヨーク・キャッスル博物館では、17世紀終わり~19世紀までのお部屋や家具などを展示しています。
エントランスはこの写真の裏側にあり、カフェやショップも併設されています。
当時の裕福な生活を垣間見れる素晴らしい骨董品や重厚な作りの家具を見るとため息がでます。
中でもビクトリア時代の街並みを再現したKirkgate(カークゲイト)が素晴らしいです。
大人から子供まで楽しめる博物館です。
⇒ 公式サイト
住所:Eye of York, Tower St, York YO1 9RY【MAP】
電話:01904 687687
入場料:大人 £10.90 5歳~16歳 £4.00 5歳以下無料 学生割引あります
開館時間: 9.30am – 5pm(クリスマスイブと大晦日は2.30pmまで)
休館日:12月25日~26日、1月1日
新幹線も展示されてます:国立鉄道博物館(National Railway Museum)
鉄道ヨーク駅から歩いてすぐの国立鉄道博物館。
ヨークの駅正面ではなく、裏側から駅を出ると目の前にあります。
ここは世界中の鉄道が展示されている広大な敷地の博物館。
鉄道好きの子供には最高の場所となっています。
しかも入場無料!(寄付することもできます)
とにかく入ってみるとびっくりしますよ。
入場無料とは思えない、素晴らしい博物館です。
ここでは懐かしいお顔の新幹線が展示されています。
世界に誇る新幹線。ここ鉄道博物館でも主役の一つ。イギリスの子供たちも歓声を上げるほど人気なのです。
この新幹線は社内に乗り込むこともできます。
そのままの形で展示されているため、中でたくさんの日本語表示を見つけることができます。
ビクトリア女王が利用した車両もあり、豪華なファーストクラスのボックス席を覗くことができます。
一つの部屋ごとにトイレがあったりして見どころがいっぱい。
他にもユーロスターなど世界各国の電車や模型、電車に関わる様々な展示物があり、ゆっくり回ると何時間も費やしてしまいます。
ファミリーでこの博物館だけのためにヨークに来る人も多いほど、イギリスでも有名な博物館なのですよ。
レストラン、カフェ、フード&ドリンク持ち込みOKのランチテーブル、お土産屋さん2か所があります。
⇒ 公式サイト
住所:Leeman Rd, York YO26 4XJ【MAP】
電話:0333 016 1010
開館時間:10時~17時
入場料:無料
ヨーク観光 まとめ
ヨークは日帰り観光にはちょうど良い大きさで、歩いてまわれちゃいます。
ただ、小さい敷地内にギュッと観光ポイントが詰まっているため、じっくりと、更に多くの場所に行きたい場合はやっぱり日帰りでは少し物足りないかもしれません。
他にも・・・
- クリフォーズ タワー(Clifford’s Tower)
- ヨークシャー博物館(Yorkshire Museum)
- ヨーク ダンジョン(The York Dungeon)
- ヨーヴィック ヴァイキング センター(Jorvik Viking Centre)
などなど、じっくりと回りたい場所がまだたくさんあります。
もしヨーク近郊で一泊できるのであれば、ゆったりとヨークの全てを堪能できるので、気になる方は周辺ホテルもチェックしてみてくださいね!
⇒ トリップアドバイザーでヨーク周辺のホテル&口コミをチェック!
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