【イギリス】伝統的お菓子/ケーキからスーパーで買えるデザートまで一気に紹介!【完全版】

※本記事はプロモーションが含まれています。

キャロットケーキ

イギリスの伝統的なお菓子をざっくりと知りたい!

イギリスのカフェでよく見るケーキ、どんな味なんだろう?

イギリスのレストランのデザートってどんなもの?

この記事は、こんな感じで興味のある方に最適な内容となっております!

ここでチェックしておけば、写真の無いイギリスのデザートメニューも怖くありません!!

 

ところで皆さん、イギリスの食べ物のイメージってどんなですか?

やっぱり「マズイだろ」ですか?ですよね?やっぱりね・・・?

いえ、いいのですよ。正直、「マズイ!」だけでなく「超マズっ!」ってレベルにもいまだに遭遇するときがあります。

しかしこれでも渡英してきた12年前と比べたら、とんでもなくレベルアップしているんですよ。

信じてもらえるかわかりませんが笑

でもですね、イギリスの食べ物といっても、食事系の食べ物より、ケーキ類・デザート類の方がちょっとだけレベルが高いのを知っていますか?

隣国のフランスには足元にも及ばないかもしれませんが、どこか懐かしい素朴な味が多く「またあのケーキが食べたいな~」って後からジワジワくるものも結構あるのですよ。

ということで、ここではイギリスで食べてみて欲しい焼き菓子/ケーキ/デザートなどをまとめて一気に紹介したいと思います。

ちなみにこれらは私個人の好みではなく、イギリスで親しまれているものを中心に個人的感想を付け加えながらご紹介しております!

私の個人的おススメへ直行する方は、目次の「さいごに」までジャンプしてくださいね!

 

  1. イギリスのお菓子(ビスケット系)
    1. スコーン(Scone)
    2. ショートブレッド(Shortbread)
    3. ジンジャーブレッド(Gingerbread)
    4. フラップジャック(Flapjacks)
  2. イギリスのお菓子(タルト系)
    1. ベイクウェル タルト(Bakewell tart)
    2. トリークル タルト(Treacle Tart)
    3. バノフィー パイ(Banoffee Pie)
    4. ピーチメルバ(Peach melba)
    5. カスタード タルト(Custard tart)
    6. ミンスパイ(Mince Pie)
  3. イギリスのお菓子(スポンジケーキ系)
    1. ビクトリア スポンジ ケーキ(Victoria sponge cake)
    2. キャロット ケーキ(Carrot cake)
    3. レモン ドリズル ケーキ(Lemon drizzle cake)
    4. チョコレートファッジ ケーキ(Chocolate fudge cake)
    5. ブラックフォレスト ガトー(Black forest gateau)
    6. コーヒー&ウォルナッツケーキ(Coffee and walnut cake)
    7. マディラ ケーキ(Madeira cake)
    8. ダンディー ケーキ(Dundee Cake)
    9. チョコレートブラウニー(Chooclate Brownie)
    10. イングリッシュ フルーツ ケーキ(English fruit cake)
    11. スイスロール(Swiss roll)
    12. フェアリー ケーキ(Fairy cake)
    13. マフィン(Muffin)
    14. バッテンバーグ ケーキ(Battenburg cake)
    15. ジンジャーケーキ(Ginger cake)
    16. ジンジャー パーキン(Ginger Parkin)
  4. イギリスのお菓子(プディング系)
    1. アップル クランブル(Apple crumble)
    2. スティッキートフィー プティング(Sticky toffee pudding)
    3. アップル シュトゥルーデル(Apple Strudel)
    4. スポッテッド ディック(Spotted Dick)
    5. トリークル プディング(Treacle pudding)
    6. イブズ プディング(Eve’s pudding)
    7. ブレッド&バタープディング (Bread and butter pudding)
    8. ジンジャー プディング(Ginger pudding)
    9. ライス プティング(Rice pudding)
    10. ジャムローリーポーリー(Jam Roly Poly)
    11. クリスマス プディング(Christmas pudding)
  5. イギリスのお菓子(冷製デザート系)
    1. イートン メス(Eton Mess)
    2. トライフル(Trifle)
    3. クリームスライス(Cream slice)
  6. さいごに

イギリスのお菓子(ビスケット系)

スコーン(Scone)

 
 
 
 
 
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やっぱりこれは外せない!アフタヌーンティーには欠かせないスコーンですね。

ジャムとクロテッドクリームをたっぷり塗って召し上がってください^^

アフタヌーンティーだけでなく、「クリームティー」というスコーンと紅茶のセットもおすすめ。

プレーンの他、カラントスコーン(小ぶりなレーズン)、フルーツスコーン(ミックスドライフルーツ)チョコレートスコーン、甘くないチーズスコーンなどがあります。

カフェなどでは温めてくれることもあるので、ホカホカスコーンも楽しめます!

上下半分に切って二つに分け、切った面にジャムやクロテッドクリームをたっぷり乗せて半分ずつ食べてくださいね!

 

ショートブレッド(Shortbread)

 
 
 
 
 
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スコットランドの伝統菓子でもあるショートブレッド。

バターたっぷりのサクサクビスケットですが、そのお味は素朴でシンプルなゆえ多くの人から愛されています。

今ではもうイギリスのお土産としては定番のお菓子ですね。

スーパーでも手軽に買えるし、カフェやティールームでも紅茶のお供に楽しめます。

クリスマスバージョンやテディ型・スコティッシュテリア型などもあってお土産にも良いですよ!

 

ジンジャーブレッド(Gingerbread)

ジンジャーブレッドマン

ちょっと固めのビスケットというイメージのジンジャーブレッド。

丸い形や人の形をしたジンジャーブレッドマンなど、一年中スーパーやベーカリーで買うことができます。

特にクリスマスシーズンに人の形をしたジンジャーブレッドマンが多く登場しますよ!

イギリス人がジンジャー好きなのは寒い国だからかしら!?

生姜味の効いたビスケットも、熱い紅茶にピッタリのお菓子です。

 

フラップジャック(Flapjacks)

 
 
 
 
 
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フラップジャックといえば、イギリスの家庭で作られる代表的な焼き菓子の一つ。

材料はオーツ麦とバターがメイン。ナッツやドライフルーツを刻んで入れたりもします。

ブラウンシュガーやゴールデンシロップ(黄金色の糖蜜)で甘く、そしてしっとりと焼きあがります。

どっしりとしたこのスナックは、小腹が空いたときには重宝ます。

紅茶のお供に最高です!

 

イギリスのお菓子(タルト系)

ベイクウェル タルト(Bakewell tart)

 
 
 
 
 
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ショートニング入りのパイ生地を敷き、ジャムやフランジパーヌの層で作られたタルト。

アーモンドフレークがトッピングされたイギリスの伝統菓子の一つです。

アーモンドがたっぷりで甘めですが、紅茶・コーヒーに良く合うお味です。

アーモンドやアーモンドプードル、マジパン系などが苦手な人は要注意。

スーパーやベーカリーでも手軽に買うことができます。

 

トリークル タルト(Treacle Tart)

 
 
 
 
 
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パン粉、ゴールデンシロップ(黄金色の糖蜜)、レモン果汁のフィリングでつくられたタルト。

この3つの材料が基本ですが、様々なアレンジされたものが登場しており、場所によって味が異なることも多いです。

これはですね、はい、甘いです!!

砂糖タルトと言ってもいいかもしれません。

ただ、結構美味しいということだけお伝えしましょう。

甘くて全部食べれないかもしれませんが、ちょっと試しに食べてみて欲しいものの一つです!

(ゴールデンシロップがまた登場しましたね。イギリス発祥の液体べっこう飴的なものです。)

 

バノフィー パイ(Banoffee Pie)

 
 
 
 
 
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イーストサセックスの Jevington発祥の、比較的新しいにもかかわらずすっかりイギリス銘菓として定着しているバノフィーパイ。

基本の材料は、ショートクラストペストリーとバナナとトフィー(キャラメルソースのようなもの)と生クリームです。

読んでわかる人もいるかもしれませんが、バノフィーパイの「バノフィー」とは、「バナナ」と「トフィー」を合わせたもの。

トフィーの量にもよりますが、私には割とペロリと食べれてしまう美味しさでした。

バナナ好きさんには特におすすめ!

 

ピーチメルバ(Peach melba)

 
 
 
 
 
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ピーチのピューレと生クリームを混ぜたピーチクリームがたっぷり使われたタルトです。

シロップ漬けピーチやフレッシューピーチがドンと入っているものも多いです。

最近ではあまり見かけなくなってきていますが、とっても美味しいピーチタルト。

ベイカリーやティールームで発見できることもあります。

「ピーチメルバ」味のアイスやパフェなどを見つけることもありますよ!

 

カスタード タルト(Custard tart)

 
 
 
 
 
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ペイストリーの中に卵、砂糖、牛乳を混ぜたものを入れて焼いたもの。

とってもシンプルで私のお気に入りのタルトの一つです。

タルトの中身は、まるでプリンのようなお味で意外とさらっと食べれちゃいます。

中華系のレストランのデザートやスーパーではエッグタルトとして定番のスイーツです。

ベーカリーなどでも買え、安定の美味しさです!

 

ミンスパイ(Mince Pie)

ミンスパイ

ミンスパイの「ミンス」とは、中に入っている数種類のドライフルーツを刻んだものの意味。

ドライフルーツがたっぷり入ったタルトで、クリスマスの定番お菓子の一つです。

クリスマスシーズ以外でも、スーパーのベーカリーコーナーに置いています。

イギリスの伝統的な味の一つです!

 

イギリスのお菓子(スポンジケーキ系)

ビクトリア スポンジ ケーキ(Victoria sponge cake)

 
 
 
 
 
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イギリス・ビクトリア女王が愛したケーキとのこと。

ビクトリアサンドイッチとも呼ばれています。

シンプルなスポンジケーキに、ジャムやバタークリームを挟んだものです。

見た目が日本のショートケーキに似ていますが、もうちょっと甘め。

スポンジはショートケーキよりも目が粗く、もう少し甘いです。

更にジャムや甘いバタークリームが入っていたりするので、ショートケーキとは別モノとして食べてみてくださいね!

ホイップされたクリームを添えてくれるカフェもあります。

シンプルなお味で紅茶に良く合う美味しいケーキの一つです。

 

キャロット ケーキ(Carrot cake)

 
 
 
 
 
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イギリスでは、中世時代から食べられている伝統菓子の一つのキャロットケーキ。

人参、ブラウンシュガー、全粒粉、ナッツなどが入ったヘルシーなケーキとしても有名です。

イギリスのしっとしとしたキャロットケーキは私のお気に入りの一つ。

荒く削ったニンジンが想像以上にたっぷり入っていて、甘さ控えめの生地に甘いアイシングが乗っているのがちょうど良くマッチします。

イギリスに来たらぜひ食べてみてほしいケーキの一つです。

 

レモン ドリズル ケーキ(Lemon drizzle cake)

 
 
 
 
 
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イギリスを象徴とした伝統ケーキの一つですね。

「ドリズル」とは「小雨などががしたたる」といった意味。

まさにイギリスの天気を表していますが、このケーキに関してはレモン味のシロップがしたたるイメージですね。

小雨のようにレモンゼスト(レモンの皮)をすり落として見た目にもお洒落なケーキです。

酸味の効いたレモンとレモンの皮で爽やかな香りがしますが、シロップやアイシングがたっぷりかかっていることも多く、結構甘いかもしれません。

レモン味が好きな方におすすめ。

 

チョコレートファッジ ケーキ(Chocolate fudge cake)

 
 
 
 
 
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ファッジとは、砂糖の塊のようなキャラメルのような・・・とにかくとっても甘いイギリスのスイーツ。

チョコレートとのタッグでかなり甘いチョコレートファッジがココア味のケーキスポンジを包んでおります。

かなり甘いですが、チョコ好きにはたまらないケーキでしょう。

カフェなどのケーキコーナーや、レストランのデザートとして見かけることも多いですよ。

めっちゃ甘いのは無理・・・という人は要注意!

甘くないポイップクリームを添えてくれることもあり、一緒に食べると程よい甘さのケーキとなります。

 

ブラックフォレスト ガトー(Black forest gateau)

 
 
 
 
 
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ブラックフォレストガトーとは、「黒い森のケーキ」の意味。

ブラックチェリーのシロップ漬けをあしらったこのケーキは、イギリスでは人気のケーキの上位に君臨しています。

名前からするとフランスから来たレシピかな?とも思うのですが、どっしりとしたスポンジといい、たっぷりのチョコといい、今ではすっかりイギリスのケーキの定番となっております。

スポンジもココアで黒くし、まさにブラックフォレストなケーキですね。

ブラックチェリーが目印です。

 

コーヒー&ウォルナッツケーキ(Coffee and walnut cake)

 
 
 
 
 
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紅茶というイメージのイギリスですが、コーヒーだって愛されているんですよ。

1650年、オックスフォードにイギリスで最初のコーヒーショップがオープンし、それ以降コーヒーブームが巻き起こりました。

そこでコーヒーに合うケーキも登場してきたという訳です。

コーヒー味のスポンジにバタークリームやアイシングを加え、ウォールナッツで飾ったケーキ。

コーヒー味とウォールナッツがよくマッチします。

カフェやティールームでは定番のケーキです。

 

マディラ ケーキ(Madeira cake)

 
 
 
 
 
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マディラ ケーキとは、イギリス発祥の伝統的なケーキの一つです。

とはいえ、シンプルなパウンドケーキとほぼ同じ。

時にはレモン味のマディラケーキも存在しています。

家庭で手作りするケーキの中では代表的な存在ではないでしょうか。

スーパーやベーカリーでも手軽に買うことができます。

 

ダンディー ケーキ(Dundee Cake)

 
 
 
 
 
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スコットランドのダンディー発祥のフルーツケーキ。

オレンジの皮や特産のマーマレードが入っていて、上にアーモンドが飾られているのが特徴。

スポンジにはドライフルーツがたっぷりと入っており、どっしりと重いケーキという印象です。

ダンディーはマーマレード発祥の地でもあるので、マーマレードたっぷりの味を楽しんでください。

長期保存が可能なため、クリスマスに食べられることが多いです。

見た目がちょっとアレですね。ブツブツが苦手な人は、切り分けたものをどうぞ・・・笑

 

チョコレートブラウニー(Chooclate Brownie)

 
 
 
 
 
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アメリカから来たチョコレートブラウニーですが、イギリスでも定番ケーキの一つです。

どっしりと重いチョコレートたぷりのブラウニーは、家庭で作られることも多いですね。

カフェなどでも定番ですし、レストランのデザートとしても良く見かけます。

レストランのデザートでは、温められてとろけるブラウニーに、泡立てていない生クリームやポイップクリームと一緒に食べるのが基本のようです。

クリームはどちらも砂糖が入っていないことが多いので、甘いブラウニーとはとっても良く合います。

 

イングリッシュ フルーツ ケーキ(English fruit cake)

 
 
 
 
 
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こちらもドライフルーツがたっぷり入ったどっしりと重いケーキ。

保存がきくことでドライフルーツ入りのケーキが多いイギリスですが、クリスマス時期に良く食べられるようです。

スーパーやベーカリーでも手軽に買うことができます。

 

スイスロール(Swiss roll)

 
 
 
 
 
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スイス発祥のケーキかと思いきや、ハンガリーやオーストリアが発祥とい説もあるらしいです。

見た目は日本のロールケーキに似ていますね。

日本のロールケーキは生クリームやイチゴなどのフレッシュなフルーツを使っていますが、イギリスのスイスロールは甘いバタークリームを巻いてます。

フレッシュフルーツが入っていることはほとんどなく、スポンジも日本のロールケーキより甘くてべたっとしたイメージ。

スポンジ部分キメは意外と細かく、イギリスっぽくない食感のケーキではあります笑

スーパーなどで手軽に買うことができます。

 

フェアリー ケーキ(Fairy cake)

 
 
 
 
 
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フェアリーケーキとは、シンプルなカップケーキを焼き、焼きあがった上部をカットしてフェアリー(妖精)の羽のように飾ったものをいいます。

カップケーキにバタークリームやアイシングを乗せたり、チョコや砂糖菓子で飾ったものも一緒にフェアリーケーキと呼ぶこともあります。

子供と一緒に作るお菓子として定番中の定番と言った感じです。

スーパーやベーカリーで手軽に買うことができます。

 

マフィン(Muffin)

マフィン

アメリカ発祥の甘いケーキのマフィンですが、イギリスでも人気です。

マフィン専門のMuffin Break(マフィンブレイク)というカフェがあるほど。

こちらも手作りお菓子では定番ですね。

カップケーキとの違いはあいまいですが、マフィンの方がしっとりとしていて、生地にブルーベリーやチョコを混ぜて焼いたものが多いです。

マフィンの上はカップケーキのようにアイシングやバタークリームで飾ることはあまりないようです。

ちなみにイングリッシュマフィンは、朝マックでもでもお馴染みの甘くないパンですね。

丸くて白っぽくコーンミール(トウモロコシ粉)がまぶしてあるパンがイングリッシュマフィンです。

 

バッテンバーグ ケーキ(Battenburg cake)

 
 
 
 
 
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このケーキはヴィクトリア女王の孫娘、ヴィクトリア王女とルイス・アレグザンダー・マウントバッテンとの結婚を記念して1884年に名付けられたとのこと。イングランド発祥のケーキです。

ピンクと黄色のスポンジでチェック模様をつくり、それをマジパンで覆っているケーキ。

見た目が可愛く手が込んでいるところは、ちょっとイギリスっぽくないイメージですよね!

見た目は可愛いですが、マジパン苦手なひとは要注意!

スーパーでも手軽に買えます。

中がバッテン(十字)柄なので「バッテンバーグケーキ」、と覚えてください^^(名前の由来じゃないですよ)

 

ジンジャーケーキ(Ginger cake)

 
 
 
 
 
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生の生姜がたっぷり入ったジンジャーケーキ。

ゴールデンシロップ(黄金色の糖蜜)をかけてスティッキーに仕上げているのがイギリス風。

ゴールデンシロップというだけでもイギリスを感じられますが、イギリス人はジンジャー味のケーキ類が大好きですね。

ティールームやカフェでも定番の味ですが、スーパーやベーカリーでも手軽に買えるイギリスの味です。

アイスクリームやホイップクリームを添えて食べるのもGood!

 

ジンジャー パーキン(Ginger Parkin)

 
 
 
 
 
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ジンジャーケーキとちょっと似ているようですが、ジンジャーパーキンとは小麦粉の他にオーツも入っているイングランド北部発祥のケーキ。

オートミールとゴールデンシロップ(黄金色の糖蜜)やブラウンシュガーで甘くしっとりと焼きあがっています。

お腹を満たし、生姜で体を温める、北部の労働階級の人々には重要な食糧の一つだったそう。

紅茶にもコーヒーにも良く合います。

 

イギリスのお菓子(プディング系)

アップル クランブル(Apple crumble)

 
 
 
 
 
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Simona Mirto Tavolartegusto.itさん(@tavolartegusto)がシェアした投稿

イギリスと言えばアップルクランブルといえるほど代表的なプディングの一つ。

酸味の効いたアップルとシナモンを、クッキー生地のような甘くてサクサクのクランブルをかけてオーブンで焼いたものです。

アップルだけでなく、ブラックベリーなどのサマーフルーツなど酸味の効いたフルーツのクランブルもあります。

アツアツのアップルクランブルに冷たいアイスクリームを添えていただくのが最高。

他にも、生クリーム(砂糖なしの液体クリーム)やカスタード(液体)をかけて食べるのもイギリス流。

パブやレストランのデザートには定番のプディングです。

 

スティッキートフィー プティング(Sticky toffee pudding)

 
 
 
 
 
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イギリスの代表的な伝統菓の一つ、スティッキートフィープティング。

イングランド北部、湖水地方が発祥ともいわれています。

その特徴はなんといってもベッタベタの茶色いトフィーソース。

キャラメルを熱したソースのような味です。

アツアツのスティッキートフィー プティングにアイスクリームを添えたものは最高の相性ですよ。

他にもホイップクリームを添えたり、生クリーム(砂糖なしの液体クリーム)やカスタード(液体)をドボドボかけて食べることも。

レストランやパブでのデザートでは定番メニュー。

甘いのめっちゃ苦手!という人は要注意ですが、日本人にも好評のプディングでもありますので是非一度試して欲しいです!

 

アップル シュトゥルーデル(Apple Strudel)

 
 
 
 
 
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Marisa Alvarsson~Miss Marzipan(@missmarzipancom)がシェアした投稿

ドイツ発祥のパイ生地に似たシュトゥルーデルにアップルやレーズンなどのドライフルーツを包んでオーブンで焼いたプディング。

アップルパイとして食べれば全く違和感なしの安定のお味です。

酸味の効いたアップルは甘過ぎず、レーズンの甘さとマッチしてとても美味しいです。

アツアツにアイスクリームを添えて食べるのがイギリス流。

スーパーではなんと50P~1ポンドくらいで冷凍が買えます。

オーブンに入れるだけで美味しいデザートの出来上がりです!

 

スポッテッド ディック(Spotted Dick)

 
 
 
 
 
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見た目と名前で大変不評なこのスポッテッド ディック。

スポテッドとは、水玉とかブツブツみたいな意味ですね。

ディックについては、「プディング」のなまりだとかも言われてますが、あまりよろしくないワードの一つです。(興味のある方はググってください笑)

小麦粉、スエット(suet)と呼ばれる動物性の脂、砂糖、カラント(小粒の干しぶどう)で作られている蒸しパンのようなもの。

材料を見ての通り、とってもシンプルな味とスエットの粘りもあり意外と美味しいのですよ。

スエットが苦手な人もいるかもしれませんが・・。

こちらもアツアツに温めて、カスタード(液体)をかけるのが定番です。

ブツブツ系が苦手な人やイメージ重視の人は要注意です!

 

トリークル プディング(Treacle pudding)

 
 
 
 
 
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トリークルタルトでもご紹介したゴールデンシロップ(黄金色の糖蜜)たっぷりの、まさにお砂糖味のプディングです。

こちらもイギリスでは欠かせないプディングの一つ。

ゴールデンシロップをたっぷりかけた、いわゆるビチョビチョなケーキなのですが、アツアツを頂くとなぜか懐かしいほっこりとするお味です。

とはいえ、甘いですよー!

アツアツにアイスクリームやホイップクリームを添えたり、カスタード(液体)をかけて食べるのが定番。

 

イブズ プディング(Eve’s pudding)

 
 
 
 
 
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「イヴズケーキ」のイヴは「アダムとイヴ」のイヴのことです。

イヴが手にした禁断の果実であるアップルを使うことから、イヴズ・プディングと呼ばれているそうです。

このプディングはいたってシンプルなもの。シンプルなゆえに飽きずに美味しくいただけるのです。

基本的な作り方は、アップルを刻んで耐熱皿に並べ、上からスポンジ生地を流し込みオーブンで焼くだけです。

トップはかりっと焼きあがったスポンジ生地、中盤はりんごの果汁がしみたしっとりとしたスポンジ、そして底には煮込まれて柔らかくなったりんごととろけるスポンジとのハーモニーが生まれています。

レストランなどのデザートで見かけるこのプディング。

もしも見つけたらぜひ試してみてください!

(オーダーするときは「イーヴズ」と発音してね)

 

ブレッド&バタープディング (Bread and butter pudding)

 
 
 
 
 
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イギリスを感じさせられる!?残り物を放り込んだようなプディングです。

ですが、そのお味はなかなか侮れない。

いろいろなレンジも加わり、すっかり美味しいプディングの一つとして君臨しております。

家庭でも簡単に作れるところも人気の理由です。

 

ジンジャー プディング(Ginger pudding)

 
 
 
 
 
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こちらも蒸しケーキのようなしっとしとしたジンジャーケーキ。

アツアツにアイスクリームを乗せて食べるのがイギリス流です。

ジンジャーたっぷりで体が温まりますね。

寒い冬に食べたいデザートです。

レストランなどの定番デザートです!

 

ライス プティング(Rice pudding)

 
 
 
 
 
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イギリスの伝統的プディングの一つでもあるライスプディング。

日本人からはブーイングが止まないこのプディングですが、、、意外や優しいお味の美味しいプディングでもあるのです。

材料がお米、ミルク、お砂糖という「お米をデザートに!?許せん!」とまず思ってしまうのですが(私もそうでした笑)

気になる方は、まずは騙されたと思って食べてみてくださいね。

アツアツをいただくのも美味しいのですが、スーパーでは冷製デザートとして手軽に買うことができます。

プリンのようにカップに入って売っていますよ!

 

ジャムローリーポーリー(Jam Roly Poly)

 
 
 
 
 
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イギリスの伝統的プディングの一つでもあるジャムローリーポーリー。

これは可愛らしい名前でよね。

一見、ロールケーキのようですが、生地にスエット(動物性の脂)を使ったお菓子で、オーブンで焼いてアツアツをいただくプディングです。

作る工程もロールケーキとは全く違い、焼く前の生地にジャムを塗って巻き、オーブンで蒸し焼きにします。

出来立てアツアツのスライスしたローリーポーリーにカスタード(液体)をどっぷりかけて食べるのがイギリス流。

スプーンでカスタードと一緒にすくいながら食べます。

スーパーではオーブンに入れるだけの冷凍ジャムローリーポーリーが手軽に買えます。

 

クリスマス プディング(Christmas pudding)

 
 
 
 
 
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イギリスの伝統的なクリスマスケーキとして知られていますね。

ドライフルーツやナッツがたっぷり入ったどっしりと重い蒸しケーキです。

香りづけにラムをかけて火をつけてアルコールを飛ばしてから食べたりもします。

温めてから、生クリーム(砂糖のない液体)やカスタード(液体)をかけて食べるのが定番。

クリスマス時期ならレストランのデザートメニューにも出てきます。

 

イギリスのお菓子(冷製デザート系)

イートン メス(Eton Mess)

イートンメス

Photo by insatiablemunch

ストロベリー、メレンゲ、クリームを混ぜて作られるイングランドの伝統的なデザートの一つ。

イートンメスのイートンとは、ロンドン西郊に位置する1440年に創設された歴史ある男子全寮制のパブリックスクールのこと。

イートン校対ハーロー校のクリケット対抗戦で昔から出されてきた菓子だそうです。

「メス」というくらいなので、ぐちゃぐちゃ混ぜて食べるのが本場流。

イギリスのスーパーでは手軽にメレンゲが買えるので、イチゴの季節には家庭でも定番のデザートとなります。

レストランやパブでのデザートでも良く見かけるデザートの一つです。

 

トライフル(Trifle)

 
 
 
 
 
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イギリスでは最も親しみのある冷製デザートの一つでもあるトライフル。

底からゼリー、スポンジ、カスタード、生クリームの層になっており、様々な季節のフルーツがあしらわれています。

スーパーでは、大きなボウル入りのファミリーで取り分けて食べれるものから、プリンカップサイズに入ったものまで手軽に買うことができるんですよ。

中にはゼリーがないもの、スポンジがないもの、フルーツ盛りだくさんなものなどアレンジも多く、自分好みを見つけるのも楽しいかもしれません。

ハズレの無い安定デザートと言えるでしょう!

 

クリームスライス(Cream slice)

 
 
 
 
 
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クリームスライスは、アイシング、ホイップクリーム、パイ生地、ペイストリーなどの層でできたデザート。

お味は日本のミルフィーユに似た感じでもあります。

デザートとしてレストランで見かけることもありますが、スーパーの冷蔵デザートのコーナーで美味しいクリームスライスを買うこができます。

見た目よりも甘すぎず、ペロッと食べてしまう私のお気に入りの一つです。

 

さいごに

イギリスの伝統的な焼き菓子からスーパーで手軽に買えるデザートまで、一気にご紹介しました。

で、つまり、どれがおススメなのよ?という方のために・・・

私の個人的好みから選んだおススメを5つあげてみました。

1位:スコーン

2位:アップルクランブル

3位:キャロットケーキ

4位:カスタードタルト

5位:トライフル

参考までに私の味覚スペックを・・・

甘いものはそんなに得意ではなく、ケーキの誉め言葉は「甘過ぎない」。

基本的に、手が込んでいるものよりシンプルな味が好き。

見た目や材料で判断せず、とりあえず一口食べてみるタイプ。

↑このお陰で「意外と美味しい」という発見も度々あり。

*在英12年目で舌がおかしくなっている可能性もアリ。

スコーンはやっぱり一番ですね。

特に、クロテッドクリームを堪能して欲しいです。(この際、カロリーのことは忘れて!)

そして、アップルクランブルは安定の美味しさ。日本人には特に好評。

アップルクランブル以外でも、アップル系のもの全般に美味しいと思いますよ!

次に、キャロットケーキ。

これは好みじゃない人も多いかもしれませんがぜひ食べてみて欲しいです。

私もキャロットケーキなんて全然苦手だったのですが、食べてみたら美味しかったので・・・。

最後に、カスタードタルトとトライフルは安くて手軽に買える、更に当たりハズレのない安定した美味しさということで選びました。

カスタードタルトは、ベーカリーなどでも売っています。

トライフルはスーパーで必ずといっていいほど置いています。

おやつ何食べよう?小腹空いたな、というときに思い出してみてください!

 

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