イギリスの合法飲酒年齢とちょっとおかしな法律の話

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先日、いつものようにスーパーでワインを購入したときのこと。

私、初めて「年齢確認のためIDを見せて」と言われました♪♪♪

まさかの質問に「え?私のID、本当に見たいですか?すごいビックリですよ?」と前置きした上で、持っていた運転免許証を見せてあげました。

私より少し年上と思われるその彼女は、お世辞なのか「アメージング!」と一応言ってくれたのですが(私が特別なのではなく、東アジア人は一般的に年齢不詳で若く見られるのです)、その後の一言は「じゃあ、私はいくつに見える?」というビックリ返し。

ま、まずい、、どうすりゃいいんだ。

多分私の予想では恐らく彼女は45歳くらい??、でもかなり低く言っておいた方がいいよね。。。じゃあ30歳にしておこう(爆)

「30歳くらい?(なんちゃって、てへっ)」と言ってみたところ、「ちょっと年上に見られるけど29歳よ!オシイ!」と!!!

ふ~っ、、、45歳とか口を滑らさずに本当に良かった、と胸をなでおろした出来事でした。

前置きが長くなってしまいましたが、ふとお酒類の購入は何歳から合法なのだろうと思い調べてみたのでそんなお話を。。

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イギリスの飲酒に関する法律

これはですね、確か数年前に永住ビザを取るために受けた「Life in the UK」というテストに出てきてたのですよ。

そしてそれが「変!!!」って思ったのをよく覚えているのです。

ただ、その内容が全く思い出せなかったので今回ちゃんと調べてみました。

アルコール類をお店で購入できる、そしてそれを飲むことができるのは18歳から

イギリスでのアルコール類の購入、飲酒は18歳から合法です。

日本では20歳からですよね。

18歳で成人という考えの国は多いですから世界的に見たら標準的なのかもしれません。

 

但し、

親が同伴しているのであれば、16歳からパブなどで食事と一緒にであればビールやサイダー(リンゴの発泡酒)を飲んでも良いそうです。

  • 親が同伴
  • 食事と一緒に
  • ビールやサイダー

この3つがポイントのようです。

16歳から親と一緒に外食ならば、堂々とビールとか飲んじゃっていいってことなのですね。

結構曖昧な条件がそろっていますが、、、親がしっかりしていれば、ということなのでしょうか。

 

但し、

親が同意している場合は、家庭でのみ5歳から飲酒が合法だそうです!!

ここでの条件は

  • 親が同意している
  • 家庭でのみ

で、な、なんと、、5歳って!!

これはどうなんでしょうかね。5歳の親としてちょっと複雑ですね・・・健康面とか特に><

 

What age can children drink alcohol at home and what’s the legal drinking age in the UK?

It is illegal to sell alcohol to anyone aged under 18 and for under 18s to buy or attempt to buy alcohol.

However, children aged five to 16 are legally allowed to drink alcohol at home or on other private premises.

It is illegal to give kids under the age of five alcohol.

引用:イギリスの新聞「The Sun」より

 

但し、

もしあなたが25歳以下に見える可能性があるならば、お酒を販売する側はⅠD掲示を要求しなければいけません!

ということで、「若く見られる」という自分ではどうしようもない理由ですが、そのような方は必ず年齢を確認できるIDを携帯しなければなりません。

18歳から飲酒・お酒の購入はオッケーでも、「見た目25歳以下」には目を光らせていますよ、ということ。

(実年齢より若く見られがちなアジア人は要注意)

ちょっと年齢幅がありすぎてもう訳わかんないですよね・・・。

 

まぁ、イギリスにはこんな不思議な法律がいまだに残っている訳なのですが、他にもたくさんおかしな法律があるのでご紹介します。

 

イギリスおかしな法律

命にかかわるから気を付けてね!

ヨーク市の旧市街の城壁の内側では、 弓矢を持ったスコットランド人に限りダメージを与えてもいい。
(最後の部分、直訳では表現が強すぎるためもう少し表現を和らげました)

現在ではもちろん効力を持たないのですが、法律としてはそのまま残ってしまっているようなので、ヨークを訪れる際には、間違ってもスコットランドキルト衣装を着て弓矢を持った状態で城壁内に入りませんように!

 

うっかりやってしまいそう!

女性が公共の乗り物内でチョコレートを食べるのは違法である。

チョコレートじゃなければOKなの?女装の男性はOKなの?などいろいろ妄想を掻き立てられます。

 

ライセンスを与えられた場所(パブやバー)で酔っ払うのは違法である。

これって・・・無理じゃないでしょうか!!と思うのですが、酔って治安を乱す行為、他人に迷惑をかける行為がダメってことでわきまえておけば大丈夫かなと思います!

 

10歳以下の男児が裸のマネキンを見ることは違法である。

一緒にいる親が目を隠しましょうということでしょうか。それよりお店側に裸のマネキンを置くのはやめましょうという法律に変えて欲しいですよね。。。

 

国会議事堂で死ぬのは違法である。

もし万が一、国会議事堂内で死にそうになった場合には、死ぬ前に頑張って敷地外へ出ましょう。(できるかしら)

 

女王・国王の肖像切手を上下逆さまに貼るのは国家への反逆とみなされます。

イギリス旅行中にポストカードを送るときは気を付けてくださいね!切手の女王の顔に落書きも同罪ですよ!

 

女王・国王から100ヤード以内の距離で、靴下を履かずに立つのは違法である。

女王が絶対のイギリスでは、どんなに暑くても女王の周辺で裸足になるべからずです。

 

イングランドにおいて、12月25日にミンス・パイを食べることは違法である。

現在ではほぼ全員が違法行為をしていると思われるこの法律ですが、過去に本当にこれで逮捕されていた時期があったそうな。

 

タイムスリップ感を味わえます

下院議員は、甲冑(かっちゅう)を身に付けて国会議事堂に入ってはならない。

 甲冑ってこんな感じのものです^^

 

イングランドに住む14歳以上の男性が、毎日2時間の、ロングボウの練習を怠ることは違法である。

ロングボウとは長い弓のこと。弓が長いため射程距離あったので、使いこなすには力と練習が必要だったそう。毎日2時間の練習を最初に怠った勇気ある人物はどなただったのでしょうかね。

 

本当に気をつけて欲しい最近の法律

荷物を置きっ放しにすることは違法である。

こちらはテロ防止のために作られた法律だそうです。荷物を持っているときは、なるべく怪しい行動にならないようにしましょう!

 

放置された荷物を拾うのはテロ行為である。

こちらもテロ防止のためのもの。どこかで放置されていた荷物を拾って警察に届けるというような親切心がある人は気を付けてください。怪しい荷物を見つけたら、それに触らずに警察に知らせるようにしましょう。

 

まとめ

日本人には考えられないようなビックリな法律がたくさんありますね!

オモシロいうというか、歴史を感じます。

しかし最近の法律は気を付けなければいけませんね。

こんな法律がなくても良いような、平和な時代がまた戻ってきますように。。。

 

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