ここではイギリス(英語)でも日本でも通じる可愛い女の子の名前を紹介します。
- イギリスで実際に使われている名前を日本語の名前にしたい
- イギリスをはじめ海外でも発音しやすい名前にしたい
- イギリスをはじめ海外でも覚えてもらいやすい名前にしたい
こんな方にぜひ読んでいただきたい内容です!
子供の未来を思う親としては、将来はグローバルに活躍する人になって欲しいと願うものです。
赤ちゃんの名づけには、海外でも通用しすぐに覚えてもらえるような名前にしたいですよね。
しかし国際結婚も多くなる中、世界で通用するだけでなく、やっぱり日本の家族からも親しみのある名前にしてあげたい。
どちらの国からも違和感のない名前があれば・・・と思い、私も子供の名づけにはかなりの時間を要しました。
グローバル化とはいえ、本人のルーツやアイデンティティーも尊重したい。
そこで私が今までイギリスで出会ったり見たり聞いたりした、イギリス人・ヨーロッパ人の女の子の名前で「日本の名前としても可愛いな」と思った名前を元に、名前の付け方のアイデアをいくつかご紹介したいと思います。
*男の子編はこちらです⇒海外で通じる名前を付けたい!【男の子編】日英で違和感のない名前
どんな名づけをしたい?
名づけをする際、「音(発音)」が大事なのか、「綴り(ヘボン式・非ヘボン式など)」が大事なのか、「英語の呼び名のつけやすさ」か、はたまた国際結婚の場合は「日本名と英語名を分けたいのか」などいろいろな考え方があります。
海外と日本のどちらでも受け入れやすく「日本語の名前としても漢字をあてやすい名前」をリストアップし、いくつかのパターンに分けてみました。
- 日本の名前とパスポート英語綴り(ヘボン式)、両方そのまま通用するものにする。
- ヘボン式の綴りは気にせず、英語の綴りを自分の名前として使う。
- 日本名と英語の発音はイコールではないが自分の名前はこうですと通す。
- 日本名から英語の愛称をつけやすい名前にする
- 日本名と英語名を完全に分ける。(国際結婚の子供など)
- 何も気にせず好きな名前を付ける。(英語名、日本語名関係なし)
日本の名前とパスポート英語綴り(ヘボン式)、両方そのまま通用するものにする。
例えば、「アリス」だとパスポートのヘボン式は「Arisu」になってしまい、本来の「Alice」という綴りにはならず、「Arisu」の発音は「アゥリス」や「エイゥリス」になってしまいます。
なので、パスポートの英語綴りもイコールにしたい場合は、「アンナ」「Anna」のような、そのままの綴りでも通じる名前がいいということになります。
Anna(アンナ)*アナと呼ばれる可能性もあり
Karen(カレン)*レはRの発音になります
Mia(ミア)
Maria(マリア)*同じくリはRの発音になります
Naomi(ナオミ)*ネオミに近い発音で呼ばれる可能性もあり
Maya(マヤ)
Marina(マリナ)*同じくリはRの発音になります
Erin(エリン)*同じくリはRの発音になります
ヘボン式の綴りは気にせず、英語の綴りを自分の名前として使う。
例えば「アリス」という名前。パスポートのヘボン式の綴りは「Arisu」でも気にせず、海外では「アリス」は「Alice」で通す。
自分が「Alice」ですと通せばそれでみんな覚えます。名刺でもクラスの名簿にもこの綴りに変えることは簡単です。
日本のように「戸籍の名前が大事」という感覚はあまりありません。
現に「ハリー」だと思ってた人が本名は「ヘンリー」だったり、「ケイティ」だと思ってた人が本名は「キャサリン」だったりすることは普通です。
学校でも職場の名札でも名刺でも、「自分はこの名前です」という名前を使用できます。
日英で通用する「発音」であれば、綴りはあまり重要ではなく、どちらからも覚えてもらいやすいし漢字もつけやすくなります。
Alice(アリス)→ヘボン式ではArisu
Elise(エリス)→ヘボン式ではErisu
Ellen(エレン)→ヘボン式ではEren
Emma(エマ)→ヘボン式ではEma
Layla(レイラ)→ヘボン式ではReira
Lyla(ライラ)→ヘボン式ではRaira
Isla(アイラ)→ヘボン式ではAira
Sarah(セーラ)*せいら→ヘボン式ではSeira(イギリスではサラと読む人はあまりいません)
Sarah(サラ)→ヘボン式ではSara(サラと発音すると言えば問題なし)
Erica(エリカ)→ヘボン式ではErika
Ellie(エリー)*えりい→ヘボン式ではErii
Nina(ニーナ)*にいな→ヘボン式ではNiina
Lisa(リサ)→ヘボン式ではRisa
Martha(マーサ)*まあさ→ヘボン式ではMaasa
Alisa(アリサ)→ヘボン式でArisa
Julia(ジュリア)→ヘボン式ではJuria
Elisa(エリサ)→ヘボン式でErisa
Lily(リリー)*りりい→ヘボン式でRirii
Luna(ルナ)→ヘボン式ではRuna
Hannah(ハナ)→ヘボン式ではHana
May(メイ)→ヘボン式ではMei
*非ヘボン式(英名のスペル)に変更することは可能です。
「ヘボン式・非ヘボン式」については後ほど説明をしています。
日本名と英語の発音はイコールではないが自分の名前はこうですと通す。
例えば、「エレナ」という名前だとします。
パスポートのヘボン式では「Erena」になりますが気にしません。自称の英語綴りは「Elena」にするとします。
しかし大半は「エレナ」ではなく「エレーナ」と呼ばれるでしょう。でも「私はエレーナではなくエレナです」で通します。
これはいちいち言い直してもらうのが面倒ですが、そのうちみんな慣れていきます。
いつまでたっても自分の名前とは感じられないエレーナと呼ばれるよりは、先にエレナって読むんですと言ってしまえばいいのです。
Elena(エレーナ)→エレナ
Emily(エミリー)→エミリ
Ellie(エリー)→エリ
June(ジューン)→ジュン
Alyssa, Alissa(アリッサ)→アリサ
*ちなみにイギリスでは、エレノア(Eleanor)のスペルだと「エレナ」と呼ばれることが多いです。
日本名から英語の愛称をつけやすい名前にする
例えば「マリエ」だとします。ヘボン式で「Marie」となりますね。
この「Marie」という綴りは「マリー」と発音し、海外でも通用する名前です。
そこで日本の本名では「マリエ」であっても、「マリーです」と自分の英語名として使うこともできます。
ヘボン式で同じでなくても、自分の日本名から近い英語のニックネームを自分でつける感覚です。
まりえ、まり、まりこ→Marie(マリー)
あみ・えみ→Amy(エイミー)
えり、えりこ、えりな、えれな→Ellie(エリー)
えれな→Elena(エレーナ)
けい、けいこ→Kate、Katie、Kay(ケイト、ケイティ、ケイ)
はなこ→Hannah(ハナ)
めぐみ→Meg(メグ)
じゅり→Julia(ジュリア)
じゅん→June(ジューン)
えみこ、えみ→Emily
日本名と英語名を完全に分ける。(国際結婚の子供など)
日本の戸籍の名は「花子」ですが、英語の出生証明書(住民登録みたいなもの)は「Charlotto(シャーロット)」です。
という場合も結構あります。「Hanako」をミドルネームに入れたりすることも。(その逆もあります)
完全に日本名と英語名を分けて、ふたつとも自分の名前とする方が好きな人も多いそうです。
例)
日本名:山田 綾子
英語名:Charlotto Ayako Smith
*英語名をファーストに、日本名をミドルにする。場所により使い分ける
日本名:山田 綾子
英語名:Elizabeth Smith (Elizabeth=エリザベス)
*基本的に英語名を使う。戸籍は日本名をつける。
日本名:山田 綾子
英語名:Ayako Jasmine Smith (Jasmine=ジャスミン)
*日本名をファーストに、英語名をミドルにする。場所によって使い分ける。
何も気にせず好きな名前を付ける。(英語名、日本語名関係なし)
日本人同士の子であろうと、国際結婚の子であろうと、日本に住んでいようと、海外に住んでいようと好きな名前をつけちゃうのも全然ありだと思います。
例)
山田 ソフィア
山田 オリビア
Sumire Smith
Sakura Smith など・・・
名前の綴り:ヘボン式、非ヘボン式ってなに?
日本では、パスポートに入れる名前のローマ字表示を基本的には「ヘボン式」で表記するようになっています。
このヘボン式表記は、外国人が読んで一番日本語の名前の発音に近いものとして採用されたそうです。
しかしこのヘボン式表記で支障がでることもあり、現在では「非ヘボン式」で表記することも可能になりました。以前は「ヘボン式」以外は認められなかったそうです。
例)木村拓哉さんと工藤静香さんの娘さん、Koki,さんの名前である「こうき」をお借りします。
ヘボン式:こうき⇒「Koki」または「Kohki」のどちらかにできます。
非ヘボン式:こうき⇒希望すれば「Kouki」も可能になります。
近年は国際結婚の子供だけでなく、英語でも通じる名前を付ける人も多く、「アリス」が「Arisu」になってしまうため、本来の英語名のスペル通り非ヘボン式で「Alice」と表記することも可能となりました。
非ヘボン式での名前表記にしたい場合
非ヘボン式での名前表記のパスポートを持つためには、以下の2通りがあります。
1.初めてパスポートを取得するときに「非ヘボン式」で申請する。
2.既にヘボン式表記のパスポートを持っているが、パスポート更新時に「非ヘボン式」に変更する。
まず、「1.初めてパスポートを取得するときに「非ヘボン式」で申請する。」では、割と簡単に非ヘボン式にすることができるそうです。
正確にいうと、ヘボン式が基本ですから、ヘボン式での申請と同時に非ヘボン式に変更するという意の署名をするという感じです。
国際結婚の子の場合で、外国の出生届があり名前が「Alice」になっているなら、その出生証明書を提出すればすぐに受け入れてくれます。
日本に住んでいる日本人家族の子の場合でも、強く希望すれば受け入れてもらえます。
しかし担当者によっては何でも念を押されたり、ヘボン式にするよう説得されたりする場合があるようですが、「非ヘボン式のこの綴りしかありえない!」と頑張れば、ほぼ受け入れられるそうです。(←友人からの情報です)
次に「2.既にヘボン式表記のパスポートを持っているが、パスポート更新時に「非ヘボン式」に変更する。」の場合ですが、これは「非ヘボン式に変更しないと生活に支障がでる」という証明書を提出して認められる必要があります。
国際結婚の子は、同じく「出生証明書」や2重国籍が認められている年齢で「外国のパスポートの綴りが「Alice」になっている」といった場合には簡単に変更が認められます。
日本人の場合は、例えば、海外の大学で在席中に「Alice」で通していて、そのまま海外で就職したとか、既にこの綴りの名で仕事をしており名刺などにも「Alice」になっているとか、クレジットカードの名を最初から「Alice」で作っているとか、何かしら「不便をきたす」という証明さえできれば変更は可能になります。
しかし、一旦ヘボン式でパスポートを作ったことがある人が非ヘボン式に変更するのは、最初から非ヘボン式で作るより面倒だそうです。(認められない場合もあるそうです)
そして、1と2のどちらの場合も、「一度、非ヘボン式に変更した場合は、二度とヘボン式に戻せない」のでご注意ください。
最初に普通にヘボン式にしておいて、後から変更は可能だが、最初から非ヘボン式にした場合は2度とヘボン式に戻すことができないのです。
どちらが良いのかどうか、正直私にはわかりません・・・。
「アリス」のように、「Alice」以外では変と誰でもわかるような場合は、最初から「Alice」で申請した方がいいかもしれませんね。
しかし、「あみ」を「Amy」(一般的にはエイミーと発音します)にしたいとか、「めぐみ」を「Meg」にしたいとかは認められるのかどうかは不明です。(実際にやった人を知らないので何とも言えません)
「えみり」を「Emily」(エミリー)とか、「えり」を「Ellie」(エリー)になど、ほぼ同じだけど微妙に違う場合もどうなんでしょう・・・どうしてもこのスペルにしたいという人は試す価値はあるとは思います。
他の国の人はどうしてる?
イギリスの語学学校で世界から集まるクラスメイトの名前を知って思ったこと
ニックネームは自分で好きものに決めていい。
本名から取ってもいいし、全く違う「英名」を自分でつけてもいい。
先生も友達も誰も気にしない。
最初に「自分の名前は〇〇です」といえば、先生からもずっとその名前で呼ばれます。
イギリスに留学で初めて来たときは、クラスメイトにいろいろな国の子がいました。
ヨーロッパの子たちはそのまま英語圏と同じような名前ですのですぐに受け入れられます。
中東の男子たちはほぼ同じ名前だったりしてややこしかったです。(モハメドなど)
女性はムスリムでは男性と同じ部屋にいることができないようで、男女ミックスのクラスには中東の女性はいませんでした。
東アジアでいうと、日本人や韓国人は感覚が似ています。そのまま自分の名前を使用し、綴りからはちょっと発音しにくそうですが先生は徐々に名前を憶えてくれます。
同じアジアでも中国人はちょっと違いました。
中国語の名前は外国人には発音が難しいからか、必ず自分の「英語名」を持っています。男女とも中国・香港・台湾の人に多いです。
私の一番仲良しだった女の子は「Nancy(ナンシー)」という台湾人でした。初対面の中国人の男の子に「フランソワです」と言われてびっくりしたりもしました。
自国の名前とそのスペルでそのまま外国で使用している場合と、英名のニックネームを自分でつけてその名前を使用するという2パターンがありますが、後者の「自分で英名のニックネームをつける」でもそれほど支障はないと思います。
前にも少し触れましたが、イギリス人で「キャサリン」を「ケイティー」「ケイト」に、「マーガレット」を「メグ」に、「エリザベス」を「エリー」にしたりして普段使っています。
学校のクラスの名簿もニックネームになっている場合が多く、何年もたってから「アニー」だと思っていた人が実は本当の名前は「アン」だったといことがわかった、みたいなことも普通です。
日本人でもこんな感じで、自分でしっくりくるニックネームを付けるのも良いのかなぁとは思いますが、なかなか「サチコをナンシーって呼んで」みたいなのは自分でも違和感があって使いづらいですよね。呼ばれても振り向けなそうな、、、。
こうゆう感覚は中国人にはあまりないようですが、「日本人や韓国人では全然本名と違う英名はちょっと恥ずかしい」と感じる傾向にあるようです。
少しでも自分でしっくりとくるものをと思うなら、やっぱり「めぐみ」を「メグ」くらいのニックネームがつけられる名前の方がいいかもしれませんね。
もちろん、英名と日本名、そのまま通用するものがあれば違和感なく普通に自分の名前を使えるという心地よさはあると思います。
外国人が発音しづらい名前は?避けた方がいい名前は?
避けた方が良い名前
- 「りゃ」「りゅ」「りょ」などの発音が入る
- 「つ」が入る
- 「しょうこ」「ゆうな」など伸ばす発音が入る
- 「か(Ka)」「Ri(り)」など、日本の発音と違うものが入る
- 性別のイメージがある名前
- 悪い言葉の発音に近い
外国人が発音しづらい日本の名前がいくつかあります。
例えば、「りゃ」「りゅ」「りょ」が苦手。かなり苦戦してます。
「りょうこ」は「りこ」「りおこ」になってしまいます。
「つ」も言いづらいようです。
「なつみ」は「なとぅみ」「なちゅみ」っぽくなります。
先ほど例に使わせていただいたモデルの「Koki,」さんも、本名は「光希」と書いて「みつき」と読むようですが、「みつき」は外国の方が発音しづらいので「こうき」にしたとテレビで聞きました。
ブリティッシュスクールに入学されているので、校内では元々「コウキ」と呼ばれていたのかもしれませんね。
「みつき」では「みとぅき」や「みちゅき」っぽくなる人が多いです。
他にも伸ばすところが伸ばせないという問題があります。
例えば、「しょうこ」は「しょこ」になるし、「ゆうな」は「ゆな」になってしまいます。
「ようこ」だけはオノ・ヨーコさんのお陰か、「ヨーコ」と発音できる人は多いです。
次は綴りから発音が全く違うものになってしまう名前もあります。
例えば、「かおり」「ひかり」など。
「Kaori」という綴りで「カオリ」と読める人はまずいません。
「ケイオゥイ」みたいになります。「カオリ」と聞いてどうゆう綴りか書いてもらうとすると「Caouli」みたいになります。
最初の「か」はcを使うのが自然なようで、「Ka」になると「ケイ」と読んでしまうようです。
他にも「ひかり」の場合は、Hを発音しない人が多く、「イカリ」みたいになります。
しかも「リ」は「Ri」なので「ウィ」に近い音です。
最近日本でも英語っぽい名前が使われていることが多いですが、「ノア(Noah)」を女の子に、「スカイ(Sky、Skye)」を男の子の名にしているのを良く見かけます。
ですが、ここイギリスでは「Noah」はとっても一般的な男の子の名前です。
そして「Sky」や「Skye」は女の子の名前なのです。
響きが可愛い、カッコいいということで名づけることは全く悪いことではないと思いますが、海外で使うときに「あれ?」と思われてしまうこともあることも覚えておいてください。
あとは、「まみ」は「マミー」(お母さん)みたい、「なな」は「ナナ」(おばあちゃん、または子供のお守役の人)という意味でもあるのでちょっと変に思われます。
「ゆき」もヤッキー(気持ち悪い)に近かったり、名前や苗字に「ふく」がつくとFワードを連想されてしまいます。
逆引き、日本の人気女の子の名前から選ぶ
2019年日本の女の子の名前ベスト50の「名前の読み」がありましたので、そこから良いと思われるものをピックアップしました
- はな → Hannahは英名でもあります。
- さら → Sarah(セーラ)という名がありますが、「さら」と発音しても違和感はありません。
- めい → May(メイ)は英名でもあります。
- りこ → R発音になりますが、Rikoは言いやすいので○。
- さくら → そのまま桜という意味で世界で知られている単語。素敵な名だと思います。
- えま → Emma(エマ)は英名でもあります。
- りな → Rの発音になりますが、言いやすさは○。
- るな → RunaではなくLunaと書けば英名となります。
- さき → Sakiはいいやすい○。
- こと → Kotoは言いやすい○。
- さや → Sayaも○。
女の子の人気の名前トップ50では基本的にはどの名でもOKだと思いました。ひらがなで2文字のものが多いので、言いやすいものも多いと思います。
できれば避けた方がいいかなと思ったのはこちら。
「なな」(おばあちゃんの意)「のあ」(一般的に男の子の名前)「いと」(itに近い)「まな」(マナーに近い)
母音が続くもの(「あおい」など)、伸ばすもの(「ゆうな」など)、ハ行から始まるもの(「はるか」など)は外してご紹介しました。
ラ行が入っているものはR発音になるので、本人的に大丈夫ならいいのですが、別の名に聞こえる可能性もあります。
古風な感じがしますが、「さくら」って素敵ですね。「ようこ」(オノ・ヨーコさん)や「ちひろ」(千と千尋の神隠し)も世界的に日本の名として知られている名前です。
【関連記事】イギリスで人気の女性の名前ベスト100はこちらで紹介しています
>> 【イギリス人の女性の名前】人気ランキングとその意味・愛称・由来
海外でも通じる女の子の名前:漢字について
外国人が好きな漢字
- 左右対称の漢字
- 良いイメージの意味を持つ漢字
名づけとは直接関係ありませんが、外国で自己紹介をして自分の名前を言うと「その名前はどんな意味があるの?」と聞かれることがよくあります。
漢字がクールだと思う人も多く「あなたの名前の漢字を教えて」とか、「私の名前に漢字をつけて」とかもよく言われました。
自分の名前はごく一般的な名前であり、意味なんて考えたこともなかったのですが(親もきっと意味はさほど考えずにつけたかと笑)、「意味なんてありません」と返すと会話が途切れるだけでなく「可哀そうに・・」とさえ思われるかもしれません。
こじつけでもいいので、素晴らしい意味がある名前なんだという説明ができるような名前にしてあげるといいと思います。
漢字好きな外国人は、左右対称の漢字がクールらしいです。「美」「王」「来」のような形です。
それと良いイメージの意味を持つ漢字も好きですね。「愛」「優」「和」などがそうです。
私の娘もせっかく日本人でもあるので、カタカナではなく漢字で名づけをと思っていました。
自分の名前の漢字とその意味や由来なども説明できるような、そしてその名前は素敵だねと言ってもらえるような名前にしてあげたいですね。
ちなみに私は迷いに迷って上記のタイプ「2」のスタイルで名づけをし、日本のパスポートを非ヘボン式で作りました。
参考になれば幸いです!
*この記事の中の名前は、身近なイギリス人(夫や女友達)、イギリスの子供の名前トップ○○サイト等で最終チェックをしています。
【関連記事】イギリスと日本の両方で親しみのある名前にしたい方に、英語の名前を漢字でつけるアイデアはこちらの記事。
>>海外でも通じる名前【女の子の漢字の名前と英名】外国人は漢字に憧れる!
コメント
「しょうこ」→英語発音では「しょこ」ですか。
だから、「しょこたん」(中川翔子)ね。ナットクです。(笑)
コメントありがとうございます。
「しょうこ」で「しょこ」はニックネームとしても可愛いので、本人が嫌でなければ問題なしですね!