子育てに絵本の存在はかなり大きいもの。
ここイギリスでも同じですが、人気の絵本や子供のお気に入りを探すのはとても楽しいものです。
最初の選択で一番参考になるのはやっぱり同じくらいの子供を持つママさんからの情報。
うちの子はこの絵本が好きだよーなんて言われてるとつい買ってしまいたくなります。
小学校に入ってからは現地校の学校で教材に使っている本が増えてきますが、子供も楽しく学べる絵本が教材となっています。
そんなここイギリスでもおススメの教材や絵本をご紹介したいと思います。
【Check!!】
英語でも読める!おススメの絵本
イギリスで人気の絵本は、やっぱり日本語に翻訳されて日本でも人気があるんですね!
日本でも有名なものばかりかもしれませんが、ぜひ英語版にも挑戦して欲しいです!
The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)
世界中で愛されているエリック・カールの有名な作品です。
何と言ってもこのカラフルでとても可愛いあお虫の絵が素敵ですよね。鮮やかな色や芸術的な絵は子供にとってもとても良い刺激ですし、ストーリーも楽しい。ストーリーを楽しみながらも、あおむしの成長や数や曜日をを学べます。
子供がいるほとんどの家庭にこの本が存在していると言ってもいいくらい持っている人が多い絵本です。
The Very Hungry Caterpillar board book(ベビーからもおススメ)
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(くまさん くまさん なにみてるの?)
こちらもエリック・カールの代表作の一つです。
娘もこの絵本が大好きで、5歳の今でも定期的に本棚から出して一人で読んでるかなりのお気に入りです。
何度も同じパターンが繰り返されるのでリズム感もあり、それにハマる子供は多いです笑
可愛い絵と鮮やかな配色で、動物の名前や色をあっという間に覚えてしまいます。
繰り返しの文章で、英単語やフレーズがすっと入りやすい絵本の一つだと思います。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(ベビーからもおススメ)
Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)
こちらの絵本はベッドタイムストーリー(寝かしつけの絵本)で、子ウサギのポエムになっています。
英語のポエムでリズムよく韻をふんでいるので、楽しい雰囲気が伝わってきます。
絵の配色も独特の世界観を持っていて、好きな子がハマる!という作品です。
Goodnight Moon(2歳くらいからがおススメ)
Little Blue and Little Yellow(あおくんときいろちゃん)
作者のレオーニは、アメリカの芸術家というだけあって、そのシンプルな絵と色彩は素晴らしいです。
子供にもわかりやすいシンプルなストーリーなのにとても奥深いものがあり、大人でもじっくり読んでしまう絵本です。
青、黄色、そして緑という色の概念を学べるとともに、哲学的なテーマも込められている素晴らしい絵本の一つです。
Little Blue and Little Yellow(ベビーからもおススメ)
学校で使っている教材など
Oxford Reading Tree の Read With Biff, Chip And Kipperシリーズ
現在、私の子供が学校でリーディング用の教材として使っているのがこの「Oxford Reading Tree」の Read With Biff, Chip And Kipperシリーズです。
リーディング用ですので毎日読む練習をするのですが、うちの子はこの絵本が大好きなのです。
子供が飽きない程度の長さのストーリーで、そのレベルでの重要な単語は繰り返しで出てくるのでスムーズに覚えられます。
難しい単語もちょこっと織り込みながらレベルが進んで行くタイミングが絶妙。1冊ずつでも売っているのですがセットでの方が断然お得なので、うちはステージ1~3のセットと、4~6という2セットを持っています。
子供によって好き嫌いがあるかもしれないので、まずは1冊で試すのも良いかもしれません。
楽しく暮らす5人家族+1匹の犬の日常がストーリーとなっているので、自然にボキャブラリーが増え、日常使う単語は何度も出てくるので身についてくるはずです。
ここでは過去形や現在形など文法的なことは一切考えず、シチュエーションで過去と現在の言い方をおおまかにつかむくことが重要かなと思います。
子供自身が「読める!」という喜びを実感できるとても良い教材だと思います。
Oxford Reading Tree Special Packs ORT Trunk Pack A (Stage 1 More First Words, Stage 1+ First Sentences, Stage 2, 3, 4 Stories Packs) 5 CD packs(ステージ1~4とCDがセットになったもの)
Oxford Reading Tree Special Packs ORT Trunk Pack B (Stage 5, 6, 7, 8, 9 Stories Packs) 5 CD packs(ステージ5~9とCDがセットになったもの)
↓同じ「Oxford Reading Tree」の教材を使った、CDと日本語の解説付きのシリーズもあるようです。
イギリスの小学校教科書で始める 親子で英語絵本リーディング (実用外国語)
他にもあるようですので「Oxford Reading Tree」で調べてみてくださいね!
Topsy and Tim シリーズ
このTopsy and Timシリーズの絵本は、初めての歯医者、初めてのキャンプ、初めてのスイミング、初めての学校など主に「初めての体験」をテーマにしているお話です。旅行や学校行事などもあり、イギリスの子供の日常生活が垣間見れるという楽しみ方もありますね。
この絵本を元にしてできた番組で、ギリス国営放送BBCでの子供チャンネルでTopsy and Timの実写版があり、そちらも子供に人気の番組の一つです。
男女の双子のトップシーとティムが、家族と一緒にたくさんの体験をしていくお話で、家族愛、兄弟愛、友情などたくさんのテーマが盛り込まれています。
私が最初にこの絵本を買ったのは、初めて歯医者やスイミングに連れて行く前に不安だなぁと話をしたときにママ友さんたちから勧められたのがきっかけです^^
Topsy And Tim Go To The Dentist(2歳くらいからおススメ)
他にもたくさんストーリーがありますので、興味のある方は「Topsy and Tim」で検索してみてくださいね!
最後に
日本で買えて、ママさんたちが家で一緒に読んであげられるという視点で本を選んでみました。
ご紹介したもの以外にも、CD付きや日本語解説付きなどが販売されているものもありますので、ご自身とお子さんに合ったものを探してみてくださいね!
英語に興味のあるお子さんにはどんどん絵本やCDで吸収していく力があります。毎日の絵本読みが後で大きな実力として身についてきます!
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